車番認識システム
「車番認識システム」「ナンバープレート認識システム」というのは、Nシステムを連想していただけるとわかりやすいかと思います。
カメラ画像から自動車のナンバープレートを読み込み、データとして活用します。
さらに、ナンバープレートの情報を元に、「車両通過履歴」を検索して表示したり、アラート(サイレン・パトランプ)を表示するなど、応用まで含めると多岐多彩なシステムがあります。
車番認識システムの種類
機器の面から大きく分けると
- ソフトウエア型車番認識
- パソコン等に車番認識ソフトウエアを入れるシステム
- パソコンは最速であるのが望ましく、また、画像処理の負荷軽減の為のハードウエアの指定があるケースが多い
- 通過速度については細かい指定がある(0~5km/h までなど)
- ソフトの入れ替えにより、他システムへの変更・グレードアップが可能
- ナンバー認識処理を行うパソコンでまったく別のソフトを稼働させるのは、動作速度に影響が出る可能瀬がぬぐえない為、実質的に無理。
- ハードウエア型
- 専用のハードウエアが車番認識を行う
- 通過速度に左右されないハードが大半である。
- システムが単純
- 認識速度が安定
- 出力の表示は融通がきかない。
- 認識率 高め(96から99%)
- ハイブリッド型(ハード・ソフト)
- ハードウエアの車番認識結果をパソコンで管理加工を行うシステム
- 車番認識ボックスと、パソコンの組み合わせでシステムを構成する。
- 認識率を安定させやすい
- 取得したナンバープレート情報の利活用についてカスタマイズ可能
- インターネットを経由した広域情報システム等への展開が可能
車番認識システムとカメラの種類
ナンバー認識を行う都合上、画像は全般に高解像度を必要とします。
旧型のNTSCカメラを用いる場合、画角等で調整して、できるだけナンバープレートが大きくはっきりと映るよう、現地でカメラ設定をおこないます。
ナンバープレート認識システムの応用例
- 顧客の来店履歴の管理
- ガソリンスタンド
- カーディーラー
- 駐車場通過履歴(パーキング)
- リアルタイムで受付
- 計量器受付入力 補助
- ゲート通過回数カウント
防犯カメラ工房では、ハイブリッド型での車番認識システムを提案しております。